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枝豆|枝豆スープ(4人分)


8月7日は立秋、暦の上では早くも秋で、これ以降の暑さはどんなに暑くても残暑。立秋の初候は「涼風至る」で、初めて秋の気配が始まる頃とされていますが、1年で最も暑い頃ですね。

この時期に旬を迎える枝豆は大豆の未熟豆のことを指し、豆と野菜の両方の栄養的特徴を持った緑黄色野菜です。大豆の持つタンパク質、ビタミンB1、ビタミンB2、カルシウム、食物繊維、鉄分などに加え、大豆には含まれないビタミンA、ビタミンCも豊富です。

また、枝豆のタンパク質に含まれるメチオニンは、ビタミンB1、ビタミンCと共にアルコールの分解を促し、肝臓の働きを助けて二日酔いを防止する働きがあるため、夏場のビールのつまみにもピッタリです。 さらに枝豆は、高血圧の原因となるナトリウム(塩分)の排出を助け、利尿作用を促すカリウムを多く含んで体内の水分量を調節するので、むくみの解消にも効果的。

夏バテの解消に、たっぷりの枝豆で作ったスープをご紹介します。

材料(4人分)

枝豆スープ    167kcal(1人分)

  1. 枝豆(正味)   200g
  2. 塩        塩茹で用
  3. 玉葱       小1/2個
  4. バター      10g
  5. サラダ油     小さじ1/2
  6. 塩・こしょう   適宜
  7. 豆乳        300ml + ブイヨンスープ200ml
  8. イタリアンパセリ 適宜

 

作り方

  1. 枝豆は水洗いして塩をまぶし、熱湯でゆでてザルにあげる。
  2. 粗熱がとれたらサヤから出し、薄皮もむく。
  3. 玉ねぎは薄くスライスする。
  4. 鍋にバター・サラダ油を熱し玉ねぎを炒め、しんなりしたら水・ブイヨンスープを加えて火にかける。
  5. 粗熱を取り枝豆と共にミキサーにかけ、網を通してから鍋にもどす。
  6. 豆乳を加えて塩・こしょうで味を調えひと煮立ちさせる。
  7. 粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やす。
  8. 盛り付けて、刻んだイタリアンパセリを散らす。