ねばねば丼 (4人分)
7月7日は七夕で、徐々に暑さが増してくる小暑。 今年は梅雨寒でゲリラ豪雨や雹の襲来と異常気象が続き、梅雨明けも遅れていますが、ギラギラした太陽に照らされるのも時間の問題。 というわけで、食欲が落ちてしまいがちな季節にさっぱりとした丼物のご紹介です。 栄養バランスに優れた「ねばねば丼」の主役はオクラ。オクラは実は英名okra で、ガーナで話されるトウィ語のnkrama を語源とし、アフリカ北東部原産のアオイ科トロロアオイ属の植物の果実です。 オクラには独特のぬめりがありますが、このヌメリのもととなっているのは、水溶性食物繊維のペクチンや多糖類のガラクタンなどの混合物で、ムチンと呼ばれています。これらの成分には整腸作用があり、便秘(べんぴ)にも下痢(げり)にも効果的。消化吸収速度を抑えて血糖値の急激な上昇を抑える働きや、腸内コレステロールや胆汁酸(たんじゅうさん)の吸収を妨げる事から、大腸がんや糖尿病、動脈硬化などの予防に効果が期待出来ます。 他にもオクラには、β-カロテン、ビタミンB・C・E、カルシウム、鉄分などの栄養素がバランスよく含まれていて、納豆・シラスで蛋白質もたっぷりですので、夏バテの予防にもお勧めです。 材料(4人分)ねばねば丼 422kcal(1人分)
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作り方
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