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牡蠣のクリームパスタ


2月3日は節分、そして2月4日は立春です。
立春は冬と春の分かれる節目の日で、二十四節気の最初・年の初めです。

昔は、季節の変わり目である立春・立夏・立秋・立冬の前日すべてが節分でしたが、室町時代から春の節分に重きを置くようになり、「魔滅」の音に通じることから豆まきが始まったとか。

今年の節分は豆まきをされましたか?
立春は東風が氷を溶かし始める頃とされ、葉のない枝にほころんだ梅の花が早春の訪れを感じさせてくれる頃ですが、外気はまだまだ冷たく、インフルエンザが猛威を振るっているところも多いようですね。

というわけで、今日の食材は寒いこの時期だからこそおいしく、栄養豊かな牡蠣。
「海のミルク」とも呼ばれる牡蠣は、蛋白質・脂質・糖質をバランスよく含み、鉄分・カルシウム・亜鉛・銅などのミネラル類、ビタミンA・B1・B2・B12などのビタミン類も豊富です。

特に、200以上の酵素の成分であり、成長や生殖機能の維持に欠かせない亜鉛の含有率は全食品中のトップで、新陳代謝の促進や皮膚・粘膜の健康維持など多彩な効果があります。

また、アミノ酸の一種である「タウリン」が多く含まれていて、タウリンには血中コレステロールを調整して動脈硬化を予防したり、肝機能や血圧を正常に保ったりする働きがあり、脂肪燃焼を促して全身の免機能を高める効果も期待できます。

今回は、そんな滋養あふれる牡蠣を使って、霜があたって甘みを増したほうれん草とともにクリーミーなパスタを作ってみました。

材料(2人分)

牡蠣のクリームパスタ 650kcal(1人分)

  1. パスタ        160g
  2. 牡蠣         1人3〜5個
  3. ニンニク       適宜
  4. 玉葱         30g
  5. 生マッシュルーム   3〜4個
  6. オリーブ油      8g
  7. 白ワイン       適宜
  8. ほうれん草      30g
  9. 生クリーム      80ml
  10. 塩          適量
  11. 粗挽き胡椒      少々
  12. パルメザンチーズ   適量

作り方

  1. パスタを茹でる
  2. みじん切りにしたニンニクと玉葱、スライスしたマッシュルームをオリーブ油で炒める
  3. (2)に洗って水気を拭いた牡蠣を入れて炒め、白ワインを加える
  4. 牡蠣に火が通ったら生クリームを加えて、塩コショウで味を整える
  5. 生クリームが温まったら、茹でたパスタを入れて混ぜる
  6. ほうれん草を下茹でし、食べやすい大きさに切って加える
  7. 器に盛り付け、パルメザンチーズと黒胡椒をかける

 

※マシュルームは缶詰でもよい
 シメジやエノキタケでも代用できる