かぶとベーコンのパスタ(2人分)
11月7日は立冬。 この日から立春の前日までが暦上の冬、いよいよ冬の到来です。 急に寒くなり、空気が乾燥して風邪を引きやすい時季にお勧めの食材はカブ。 カブの白い部分は、大根によく似た外見そのままに栄養面でも似た点が多く、炭水化物の消化を助ける酵素・ジアスターゼが豊富に含まれ、生で食べると食べ過ぎで弱った胃や胸やけなどに効果があり、煮物にすると胃腸を温めて冷えによる腹痛を予防する食品として、古くから珍重されてきました。 つい捨ててしまいがちな葉の部分には、ビタミンA・B1・B2・Cのほか、カルシウムや鉄、さらに食物繊維も根の部分よりはるかに多く含まれているので、上手に利用しましょう。 漢方では、「一物全食」といって皮・葉・根など丸ごと食べることで、食物の持つ生命エネルギーを有効に取り入れることができると考えます。 ビタミンAは皮膚や粘膜の健康を保ち、抵抗力を強化します。ビタミンB1・B2は糖質・脂質の代謝を促進し、ビタミンCには美肌作用や免疫強化のほか、ビタミンAと合わせることで高い抗酸化力が期待できます。また、カルシウムや鉄は骨の強化と貧血予防に効果があり、食物繊維には便通を良くして体内の老廃物やコレステロールを排出する働きがあります。 酢漬けや煮物で食べることが多いカブですが、今回はベーコンとさっと炒めてパスタにしてみました。 材料(2人分)かぶとベーコンのパスタ 632kcal
作り方
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