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蕎麦のアラビアータ(4人分)


8月7日は立秋。

暦の上では早くも秋ですが、現在の日本はとにかく暑く、猛暑の中で食欲も減退。お昼はつい冷たい麺類などを選びたくなってしまいますよね。

でも、どうせ選ぶなら冷やし中華などの精製小麦で作られたものより、ビタミンB1・B2が豊富で、疲労回復効果がある蕎麦を選びたいもの。

というわけで、今回のおいしい食材は蕎麦。

蕎麦には植物性タンパク質が多く、他の穀類と比較してアミノ酸のバランスも良好。発育に大切な必須アミノ酸である「リジン」も多く含まれています。

また、蕎麦に含まれる「ルチン」はポリフェノールの一種で、赤ワインやカカオなどに含まれるポリフェノールと同様、活性酸素を除去する抗酸化作用があり、毛細血管を強くしたり血圧を下げたりといった効果も認められています。

今回は、残暑が残る季節にぴったりの、ピリ辛・トマトソースパスタを蕎麦で作ってみました。ルチンは水に溶けやすいので、蕎麦湯(蕎麦の茹で汁)も一緒に頂きましょう。

材料

  1. 乾蕎麦 320g
  2. 茹でタコ 200g
  3. ニンニク 1片
  4. タマネギ 1/2個
  5. トマト(熟したもの) 4個
  6. 白ワイン 1/2カップ
  7. 鷹の爪 1本
  8. パセリまたはバジル 適宜
  9. エキストラバージンオリーブ油 適宜
  10. 塩 適宜

作り方

  1. ☆下ごしらえ☆
  2. トマトは熱湯にくぐらせ、湯剥きして種を取り除き、細かい賽の目に刻んでおく。熟したトマトがない場合は、水煮缶大2缶分で代用する
  3. タコは洗って頭の中身、目、口を取り除き、大きい吸盤や厚い皮、ぬめりのある部分も取り除いておく
  4. 鷹の爪は種を取り除いて輪切りにする。あまり辛くない方がよい場合は輪切りにせずそのまま使う。また子どもが食べる場合は、鷹の爪は入れない

 

  1. タコを食べやすく、蕎麦に絡みやすい大きさに切る
  2. タマネギとニンニクをみじん切りにし、オリーブ油を入れた鍋で焦がさないように弱火でじっくり炒める
  3. タコを加え、中火にして2分ほど炒める
  4. 白ワインを加えてアルコール分を飛ばし、刻んだトマトと鷹の爪を入れ、味をみながら塩を少々加えて、ごく弱火で約10分煮込む。タコが柔らかくなったらソースの出来上がり
  5. 多めに湯を沸かし、蕎麦を固めに茹でる
  6. 茹で上がったら4の鍋に加え、強火にかけながら混ぜ合わせる。パセリ(バジル)のみじん切りを加える