漢方専門医 Dr.CaCo（ドクターカコ）

8月23日：処暑
処暑とは、暑さが終わるという意味ですが、まだまだ暑さが続き、この頃には秋の台風が心配ですね。

さて、今回のおいしい食材は、漢字で「無花果」と書く「いちじく」。
でも花がないわけではありません。いちじくの花は、果実の中にある小さな赤いつぶつぶ。表側から見えないことから「無花果」というわけ。

いちじくには、ペクチンなど食物繊維が多く、便秘にも効果的。また、切り口から出る白いミルクのような液には、タンパク質分解酵素が含まれているので、肉料理のデザートにも向いています。一般的な露地物のイチジクの収穫期は長く、8月頃から１０月頃までありますから、ぜひお試しあれ。

材料(2人分)

1. いちじく２個（生のまま）
2. ＜ソース＞利休味噌
   白味噌　100ｇ
   酒80cc
   みりん80cc
   練りごま（白）30ｇ
   塩少々

作り方

1. 酒とみりんを鍋に入れ、半分になるまで煮切る。
2. 白味噌を加え、ふつふつとするまで焦げないように練る。
3. 冷まして練りごまを加える。