白菜|白菜のニンニク漬け
2月19日は雨水。 二十四節気の二番目・雨水(うすい)は、雪が雨に変わり雪解けが始まるという日ですが、まだまだ厳しい寒さが続く頃ですね。 さて、今回の美味しい冬の食材は、鍋物などでも大活躍の白菜。 現在、日本の作付け面積ベスト3に入るほど普及した白菜ですが、出身地は中国の青島(チンタオ)で、日本にやってきたのは明治時代だとか。 大きく育つにつれて白い部分が太く伸びるため「白菜」と呼ばれるようになったようで、昼間は葉を広げて太陽の光を浴び、夕方になると閉じて内部を守る習性があり、寒くなるとでんぷんを糖に変えて凍るのを防ぐため、冬に甘みが増すのです。 白菜の約95%は水分ですが、食物繊維が多く、ビタミンCやビタミンK、ミネラルであるカリウム、カルシウム、マグネシウム、辛味成分のイソチオシアネートなどが含まれています。イソチオシアネートは、消化をよくしたり、血栓ができるのを防いだり、ガンを予防するなどの作用が知られています。 白菜はキャベツに比べて糖質・カロリーが低く、煮込むとグルタミン酸が増えてうま味が増しますが、今回はビタミンCを保ちながら甘みを生かした簡単で美味しい白菜漬をご紹介しましょう。 材料(4人分)白菜のにんにく漬け 39kcal(1人分)
作り方
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