ユリ根|ゆりね饅頭
1月6日は小寒で、いよいよ寒の入り。 立春の寒の明けまで、この約1か月が1年のうちでも最も寒く、鍋物や蒸し物など温かい料理が嬉しい季節ですね。 さて、今日の美味しい食材は、お正月食材としても欠かせない「ゆりね」。 「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿はゆりの花」と女性の美しさにもたとえられる美しい花「ゆり」の鱗茎(りんけい)です。 ゆりねの成分は炭水化物が主で、そのほか脂質、蛋白質、カリウム、少量のアルカロイドが含まれることしか解っていませんが、漢方薬の生薬としては百合(びゃくごう)と呼ばれ、肺を潤し、咳を止め、精神を安定させる効果があるとされています。 今回は私が関西で仕事をしていた際に虜になった料理のひとつで、甘くホクホクしたゆりねを贅沢に使った美味しい蒸し物「ゆりね饅頭」をご紹介しましょう。 材料(4人分)ゆりね饅頭 129kcal(1人分)
A
Bあん
作り方
※Bあん ・Bの調味料を煮立たせ味を調えて、片栗粉でとろみを付ける |